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温浴人最前線 ザ・ボイラー

温泉・サウナ・銭湯・スポーツクラブ…温浴業界の ハートの熱い経営者・運営者様に送る旬の業界人のコラムを掲載。 業界最新動向と未来を語るフリーペーパーです。

 

井上勝正[プロフィール]
熱波アドバイザー/日本バケツ熱波協会理事/月刊サウナ 制作委員
サウナ皇帝・熱波師 井上 勝正

プロレスラー廃業後、横浜鶴見区にあるのスーパー銭湯『ファンタジースパおふろの国』に入社。ロウリュで日々お客様に熱波と情熱を届ける。また、老若男女を引きつけるその熱きキャラクターで、様々なお風呂イベントでも活躍中。
現在一児の父でもある。

[ブログ]井上勝正・風呂上がりの夜空に。
http://ameblo.jp/0455854126

 

それが魂の着火点
松永武氏×井上勝正
<vol.6>
富士・湯らぎの里 
マネージャー  澤田 佳秀 ×
温浴チーフ 大河原 健太 ×
         井上 勝正

お客さんからダイレクトに
反応あるとスタッフも
モチベーション上がる!!

 


澤田佳秀氏8月のある日 ボクはオファーを受け静岡県の富士市にある
地域最大のスーパー銭湯、
「富士 湯らぎの里」で熱波を行うため 
スタッフ車に揺られ高速道路を走っていた。

熱波イベントを行う際、
ボクは自分の中で表記、又 呼称による差別化を行う。

まずロウリュ設備の整った施設でボクが熱波を行う際は「ロウリュ熱波」。
オファーをいただいた施設が〝ロウリュ〟でなく〝アウフグース〟として
実施しているのであれば「アウフグース熱波」と言う。
そしてロウリュ設備ではないサウナで、
イベント自体を実施していない施設では、
「熱波」又は「熱波道」と 表記、呼称することにしている。

富士・湯らぎの里 は最も後者で
          「熱波」、若しくは「熱波道」である。

らぎの里 温浴チーフの大河原 健太 さん(35)

大河原「今回湯らぎの里で熱波やるって会社の方針でなりまして、ロウリュヒーターとか
設備的にウチには無いので、サウナメーカー㈱メトスさんから バケツに石を入れて熱波やってる所、
おふろの国の井上勝正さんを紹介してもらいました。」澤田佳秀氏

湯らぎの里のサウナ室は男女とも広い、
お客さんは余裕を持った座り方でざっと40人以上は入る。…大きい!
サウナヒーターは縦型のガスヒーターだ。

大河原
「ロウリュイベントのイメージはありました。 
でもおふろの国の井上さんのは違った。 
何年か前、都内で行われたとあるセミナーで井上さんがサウナじゃなく、セミナー会場で熱波を実演されてるのも見てたんです。 
だから井上さんの熱波は設備のスペック云々ではないのを知ってはいました…。」

ウナを観て、ボクは湯らぎの里での熱波イベントをイメージする。
キャパが広いと小さく動いたのでは解り辛いし、早口もダメ。 
そして余程お腹から声を出さないと お客さんになに言ってるか聞こえない。
そもそもロウリュって何?すら伝えられない。
なのでサウナ室の大きい所では、並みの体力と心構えでは出来ない。
(サウナの小さい所ではやるのは楽。と言っているのではないので悪しからず。)

だけど様々な施設や店舗で熱波イベントをやっているボクは
どんな場合でも対処出来るノウハウを持っている。

ただ単に〝面白いから〟っていう理由だけでやってる訳ではない。
どんな場所にある施設、サウナでもシチュエーションを踏まえた上で
サウナの何が身体に良いのか? 
なぜ身体を熱っさねばならないのか?
なぜ水風呂に入らねばならないのか?
          クールダウンとは何か?
          そしてリラックスだ。

それを熱波を受けていただくお客さん、入浴者に説けなければ 熱波師 とは言えない。

波は会社の方針で…と言う大河原さんだが
ボクには、何か違うエネルギーが大河原さんを熱波に向かわせてる様に感じられてならなかった。
………何だろう?

湯らぎの里 マネージャー の澤田 佳秀さん 
澤田さんは大河原さんの直属の上司だ。

澤田「大河原はいつも何も言わないんです…文句言わない。(笑)
アイツは『イヤだ』とかね、『出来ません』とか言わない。
何でもね、『はい。わかりました。』って言って、どんな仕事でもやるんです、黙って。
いまアイツ仕事でもね、責任ある立場でやってもらってます。
だからね、悩んでる時も知ってます。
プライベートでも、結婚して、子供も出来て…、大変じゃないですか、井上さん、分かりますよね。
そんなトコ見て来てるから
…ボクはね、大河原に色んな事乗り越えて欲しいんですよ!
          壁を乗り越えようって! 大河原にね、バカになって欲しいんですよ。」

河原さんは今から17年前 アルバイトとして湯らぎの里に入った。

大河原「友達が当時の店長と知り合いだったんで、
その縁もあってここで生まれて初めてバイト始めたんです。
お金稼いで カラオケとか行ったりしたかった。(笑)」

カラオケか~、
…話違いますけど、大河原さんてスピッツの草野マサムネさんに似てますよね。 
とボクが言うと苦笑い。

やがてバイトから準社員に。

大河原「その時期、通ってた専門学校辞めちゃったんで…親のススメで行ってたって言うのもあって、
申し訳ないなぁという気持ちです。
ボクは高校も親の意見通りの学校へ行ってるし、いろいろやってもらった親に、何か、…返したかった。
          ここ、湯らぎの里 から。
  だってここは
初めて自分を認めてもらった場所なんです。 
初めて自分の気持ちでやろうって決めた場所です。
ボクは今まで何でも周りに決めてもらって、自分では何やってもダメとかムリとか考えがちだった。 
  ボクは自分を変えたい…
          ボクはもう親ですから!前向きになって子供を育てたいんです!」

河原さんが「石焼いたり、熱波の準備をして来ます」とバックヤードに向かい、
入れ替わりに特別に用意してもらった控え室に来た 澤田さんに
そっくりそのままさっきの大河原さんの話をした、そんな事おっしゃってますよ…って。

澤田「あいつがそんな事を…そんな話し 聞いたの初めてだ…。」

ボクは 「今日はブッ倒れるまで熱波やるかもしれませんよ。」と澤田さんに言った。

波ではサウナ室に満員のお客さんが沸きに沸いていた。
最初はボクだけが熱波をやる段取りだったのだけど
流れで 大河原さんも 熱波をやるようなストーリーを作っておいた。

ボクと大河原さんの熱波の一挙手一投足にお客さんはリアクションしてくれた。
初めての熱波にフラフラになりながらも、大河原さんは最後までやり抜く。

澤田佳秀氏その後姿にお客さんから声援が飛んだ。
「大河原ー!よくやったぞー!!」

波を終えた大河原さんの表情を観てほしい。

なぜこの日 お客さんは熱波でフラフラになりながらお客さんを扇ぐ大河原さんに声援を送ったのか。
そんな大河原さんの姿を湯らぎの里の他のスタッフも観ている。

を流しにボクはかけ湯してから湯船に入った。
湯らぎの里の全てのお湯には「バナジウム水」が使用されている。
富士の山々からしみ出した水が地層でろ過されミネラルをたっぷり含む。澤田佳秀氏
熱波で酷使した筋肉にはスゴく良い!

お風呂から上がったら、
大河原さんが
「レストランのお薦めメニューなんです」って
『もっこりラーメン』を運んで来てくれた!!
  …美味しかった〜。

大河原「熱波をこれからもやります!
あんなにお客さんからダイレクトに反応あるとスタッフもモチベーション上がりますよ!
自分達の熱波をまたすぐにでもやりますよ!」

澤田佳秀氏ボク達はお客さんに何を提供出来るのか?
          単に 技術か? 施設のスペックか?
  …もちろん全て大切だ。

熱いサウナでフラフラになって熱波をやっている人間を見て
お客さんは面白がっていたのではない。
          そんな声とは質が違うのだ。
みんな大河原さんの普段の仕事や、
がまんや、一生懸命さを知っているから温かい声援が上がったのではないだろうか。

          湯らぎの里 は 「熱波道」だ。

澤田佳秀氏[プロフィール]
富士・湯らぎの里 マネージャー
澤田 佳秀 (さわだ よしひで)
京都府舞鶴市出身 1969年生まれ

20歳の頃よりスポーツに携わる仕事に従事。
関西・首都圏にてフィットネス及びスイミングのインストラクターからスポーツクラブの支配人を経て3年前にIターンで静岡に住居を構える。
現在は(株)エイワンスポーツプラザで温浴事業とスポーツクラブ事業を担当。
仕事も趣味も全力投球。5年前に新しい趣味を求め、サーフィンにチャレンジ。
今では休みは必ず海へ行くほどハマっている二人の娘の父。


大河原健太氏[プロフィール]
富士・湯らぎの里 温浴チーフ
大河原 健太 (おおかわら けんた)
静岡県出身  1981年生まれ

18歳の頃、アルバイトとして湯らぎの里に入社。その後、湯らぎの里リニューアル(2006年)を経て正社員として雇用される。
エイワンスポーツプラザ新富士店新規オープン(2011年)に携わり、スポーツクラブ運営も経験。
現在は、今までの経験を生かし、湯らぎの里でお客様に熱波を送り続けている。


大河原健太氏株式会社エイワンスポーツプラザ
[会社概要]
●事業内容
・スイミングスクールの運営並びに付帯する事業
・スポーツクラブの運営並びに付帯する事業
・スーパー銭湯の運営並びに付帯する事業
●事業所
・静岡県富士市柚木370-3(A-1スポーツクラブ富士)(A-1キッズスクール富士)
・静岡県富士市宇東川1-41(A-1キッズスクール吉原)(水中運動特化型デイサービス)
・静岡県駿東郡長泉町中土狩571-3(A-1スポーツクラブ長泉)(A-1キッズスクール長泉)

大河原健太氏

■スーパー銭湯 富士・湯らぎの里
1997年 1月 オープン
2006年 2月 リニューアル(食事処、休憩施設等の増築) 
2011年 10月 同敷地内にシュミレーションゴルフ設備完備の「A-1ゴルフィット」オープン 

湯らぎの里は「海の湯」「山の湯」が日替わりでお楽しみいただけます。 全てのお風呂にバナジウム水を使用しているので、小さなお子様からご年輩の方まで安心してご入浴いただけます。

大河原健太氏●営業時間
平日 / 朝10時~深夜12時 
土・日・祝 / 朝8時~深夜12時 
※入館受付は閉館30分前まで

●料金
平日 /大人:650円 子供:350円 
土・日・祝日/大人:750円 子供:450円
※子供は4才以上 小学生以下 
※3才以下のお子様は無料

●住所 〒416-0931 静岡県富士市蓼原(たではら)227-1 TEL.0545-63-2641

[HP]富士・湯らぎの里→http://yuraginosato.com


[バックナンバー ]

 

やかん〈vol.1〉 放送作家 柴田健太郎氏 × 井上勝正

やかん〈vol.2〉 芸人 児玉智洋氏(サルゴリラ) × 井上勝正

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やかん〈vol.4〉 バスリエ株式会社 代表取締役 松永武氏 × 井上勝正

やかん〈vol.5〉 株式会社 メトス 取締役 新規事業部長 吉永昌一郎 × 井上勝正

 

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〈ザ・ボイラーについてのお問い合わせ〉
E-mail:yukichi@ofuronokuni.co.jp
TEL:050-5519-2461
発行: 一般社団法人おふろ元気プロジェクト 理事・林和俊
 〒230-0012 横浜市鶴見区下末吉2-25-23 
制作:(有)オアシス THEボイラー編集部 編集長・鬼塚麻子

 

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